期待の、MOTOWNについて創業者・ベリーゴーディが語る映画、
「メイキング・オブ・モータウン」を観てきました!
期待通り、濃く面白かったです。
(このチラシの、ビートルズとストーンズが憧れた音楽レーベルって
枕詞いらないですが)
まずベリーゴーディのエネルギッシュさです。
目に力がありありです。
子供の頃の写真見ても賢そうです。
相棒として出てくるスモーキーロビンソンが
親戚の叔父に似てます。
夜中3時にS・ロビンソンに電話をかけて、
いいのが浮かんだとかで
呼び寄せてできた曲を直させる、とか
すごいな思います。
(私もスモーキーみたいにわかった、明日聞く
、ってなるわ--;)
見所色々あるので、他印象残ったところ
書きます。
①所属大歌手の映像に痺れる
少年時代のスティービーの演奏に鳥肌!!
少年MJの歌のうまさと表現力!!
テンプス・デビッドラフィンの味!
ダンシングインザストリートなどの
キラキラポップス!!
観たことない映像ばかりで、
眼福でした!!
周りの人のコメントでもあったけど、
当時接した人達の興奮すごかっただろうな。
②マーヴィンゲイのWhat’s going onのできた
経緯が知れたこと
今まで、この曲に特に思い入れはなかったんですが、
マーヴィンがこの曲を出したいってなって、
ベリーがMOTOWNのカラー(政治トピックは扱わない)
に外れるってんでリリースを渋ってたけど、
マーヴィンがベリー、現実のトピックを出すべきだ
ゆってたやん、て押して出たら大当たりていう。
今日聴いたWhat’s going on が歌詞もわかったてのもあるけど、
今まで聴いた中で一番よかったです。
バックコーラスの女性だったかな、
マーヴィンがハンサム過ぎて後ろで歌ってて落ち着かなかった
みたいなこと言ってたのも微笑ましかったです。
④ダイアナロスが、この曲は歌わない、と
ベリーゴーディと対立
これ、ダイアナ支持です。
なんやこの歌詞って字幕観てイラッと
しましたもん。
女性歌手っていうのと時代もあるし、今もあるけど
女性軽視ひどいな、ベリーゴーディ強権的やなって
このシーン萎えました。
⑤YOUTUBE時代なのもあるのか、映像が人物切り抜き風に
筆記体説明フォント等、ポップで楽しい。
冗長にならないような工夫されてました。
プレゼン図みたいなので、
今はここ説明してますて丸付けたり
判り易かったです。
⑥K-POP大手事務所は影響受けてるな、と感じた。
まずSM。SMTOWNてネーミングもそうだし、
所属グループで競いながらもファミリーであるとか、
楽曲・販売はもちろん、所属歌手の養成にも力入れてたとこ。
あと社長のイスマンは、テミンを
ベリーにとってのMJのように思ってるんだろうな
って感じました。
そしてビッヒ。
MOTOWNの事務所の、HITSVILLEって名前、
BIG HIT思い出しました。こないだ出した
Dynamiteは特にベリーが願ったような
人種超えて聴かれるポップソングだし。
ベリーの、相手を上げたり、自分の失敗を
明るく話したり、だけどここってとこは譲らない
対人スキルも敏腕だと思いました。
気になった方は
是非観てみて下さい♫