先日、東京の杉並区長選の
「◯月◯日、区長になる女。」を
観てきました。
めちゃ良くて元気出ました!
行った日は、
今日行くぞ!と決心してなければ
やめとこ思う、土砂降りの雨。
実際の選挙も、必ず投票する人以外、
行くかどうか迷う人は
天候でやめてこ、なる人おるんかな
思いつつ、スニーカーじゅくじゅくなって
鑑賞しました。
では、良かったところ、印象に
残ったところをあげて行きます。
◯候補者・岸本聡子さんが魅力的
これ第一。映画で、岸本さんの
宣伝を申し出る女性たちが出てきましたが
これも、岸本さんに応援したくなる力が
あってこそ。
ファッションセンスもいいなと。
ただこれ言うのは迷いもあります。
男性の政治家候補者に、
ファッションセンス云々言うこと
ほぼない(スーツのことが多いので
あまり外すこともない)のに、
女性政治家候補者に対して服について、
ポジティブだろうと
触れるのは、どうかと言うところ。
ただ、実生活で、服の好みが近いと
価値観も近いなと思うことが
多いのも事実なんですよね。
◯この区長選の後、
区議会議員に立候補して当選した
女性たちがいた
これもめちゃ大きい。
岸本さんを応援・宣伝してた女性たちが、
区議会でヤジにさらされる岸本さんを
傍聴席で見てサポートしようと、
杉並区議会議員に立候補して
当選したこと。
映画観る前、「さらば、男性政治」という
三浦まりさん著の本を読んで、
女性が議員立候補する大変さを
改めて知ったとこだったので。
杉並区議会は、現在女性議員が
50%を超えてるらしく
どの自治体もそうであって欲しいです。
(例えば女性の平均賃金が男性より低い、など
同性の政治家のがその声が集まりやすく
対策の可能性が高まるので)
今回杉並区議会議員になった方の中で、
CO2減らすため(暑さ対策含め)、
学校の教室の天井に断熱材を入れる
工事を実現した方もいました。
◯杉並の街並みが懐かしい。
前、杉並区に住んでたので、
区役所のある南阿佐ヶ谷あたりや、
西荻駅前とか懐かしかったです。
西荻の道路拡張の話も、
あの素敵な商店街を壊すのは
嫌だな思ってました。
監督のペヤンヌ・マキさんが
九州出身で杉並区民てとこも
親近感感じました。
◯キョンキョンのエンディングテーマ
いい声だな、キョンキョンだ、と。
歌詞も彼女に合ってます。
政治・社会問題に言及するとこ、
大島弓子・KPOP好きなとこ、
親近感持ってます。
◯岸本さんが、
「投票率を2%上げるのも大変、
3%なれば御の字」言ってたとこ。
そんなになんだ!と。
普段投票しない人を投票させるって
大変なんやなと。
岸本さんは、187票差の僅差で当選。
知り合い、知り合いの知り合いが
皆投票に行ったくらいな数です。
これから選挙の際、さらに周りに
うっさいくらいに
投票について言おうと思います。
◯岸本さんとお母さんとの会話
神奈川の岸本さんの実家での
お母さんとの会話のところ。
(ジュース飲んで)岸本さん「美味しいね、これどこの?」
お母さん「パルシステムのよ」
お母さんは、ヨーグルトきのこ手作りしていたり、
岸本さんが、どういうお母さんの元で育てられたか
の一端がわかって、ここもいいな思いました。
福岡では、KBCシネマで2/27までの
上映らしいので、
是非観て欲しいです。