あやざっき

イラストレーター フジモト アヤの身辺雑記ブログ。

アレサ・フランクリンの伝記映画「リスペクト」観てきました

昨日、友達がオススメしてて、

私も好きな歌手、アレサフランクリンの伝記映画

「リスペクト」観てきました。

観て、ズバ抜けた才能持つ人大変だな、というのと

アレサの歌はやはりすごいいいい!!!!!!と思いました。

 

彼女は幼少期から歌が上手く、

牧師である父親(役・フォレスト・ウィテカー)の勧めで

教会・集会で歌ってました。

(教会ではないけど美空ひばり思い出しました)

が、有名な牧師の父と抜群に歌の上手い少女に

色んな人が寄ってき、レコード会社と契約し

歌手でデビューした後も、

ステージパパな父親の支配的な言動もあり、

アレサ(役・ジェニファー・ハドソン)は翻弄され

傷つきながらもヒットと表現したいもの目指して

強く時には弱く向かって行きます。

 

公民権運動時代に、アンジェラ・デイビス

親交あったとこも出てて

今まで映像で見たことなかったので、

そこも良かったです。

(前夫〈前マネージャー〉が

レコード会社の会議と取材があると言って、

アレサは公民権運動の集会に出ると言った後、

二人でエレベーターに乗り、

夫がアレサに暴力をふるったことを

示唆するシーンもあります)

 

他印象に残ったのが、ダイナ・ワシントン

(役・メアリー・J・ブライジ

が客としているクラブで、アレサが

ダイナの歌を歌おうとすると、

ダイナがテーブルひっくり返して怒り、

私を蹴落とすつもり?!と楽屋で詰め寄るとこ!

ものすご怖い先輩なんですが、その時言ったセリフが

情にあふれてて、プライドものすごくあるが、

それに匹敵する情もあるんや、とうるっときました。

 

アレサも女王的な振る舞いのエピソードの場面あり、

私も他の記事で見たことありますが、

これが男性だとそこまでピックアップされるだろうか?

とも思います。

1950〜1970年代のアメリカで

黒人で女性だったアレサが人前に出る仕事をするのは

並々ならぬ苦労があったでしょう。

自我とかなりの精神力があってこそ、私や世界のファンが

アレサのライブ行きたい!!と思わせるような

歌手で生涯生き抜けたんやと思います。

(飛行機嫌いで来日することはなく

行けなかったのは残念ですが)

 

あとコロムビアから別会社に移ったとこは、

アトランティック?と思ったけど字幕に入ってなかったので

字幕に入れて欲しかったです。

(英語のセリフで言ってたのかわからんけど)

 

 

最後、エンドロールで私の大っすきな映像、

オバマ夫妻と作曲者のキャロルキングが観てる前で

「 (You Make Me Feel Like) A Natural Woman」

を歌うとこでぐわーーーーーーきました!!!!!

この時、73歳かな。70代で、若い声帯もハリがある

頃のより感動するって、まじハンパないし希望です。

 

そのエモーショナルそのもののライブ映像貼ります。

 

www.youtube.com